新型コロナウイルスの影響により、技術移転(研修)ができない状態になっているブータンですが、にわとりはその間にも成長していきます。今月(2020/6)の初めから卵を産み始めたにわとり129羽の卵がとうとう販売されます。
ブータンの首都 ティンプーの2店舗を卸先として、私たちが生み出す卵に新しい価値をつけていく活動をスタートします。リモートでも多くのことを進めることができているのですが、リモートでは伝え切らないことも多くあります。今回は販売をブータンの企業とともにスタートできたことを大きな成果とし、少しずつでも本プロジェクトで作られる卵の意味を卸先に理解してもらい、顧客に理解してもらうようにしていきます。

120羽から1,000個あまりの卵ですが、ブータンの養鶏農家へとメリットを生み出せるように活動は進んでいます。今後コロナによる社会的な混乱が落ち着き、ブータンで研修が実施できるように、そして地域の農家さんたちの卵にも価値がつくように。先は見えないのですが、ビジョンは曇らせないようにして、今後も活動を続けていきます。