平成30年度も南城市出身の歴史的な偉人である尚巴志についての紙芝居を南城市内9小学校へアウトリーチしています。
4年間続けられている事業ですが、今年も継続しています。しかし、紙芝居への改善はいつも怠らず、本年度の紙芝居には2枚の新絵が挿入されました。よりいっそう分かりやすい紙芝居になっているかと思います。
小学校4年生を対象としていますが、市内のなかでも尚巴志のお膝元の佐敷地区では、その認知は高く95パーセントほどですが、佐敷地区を除いた地域ではおおよそ50パーセントの認知度です。沖縄の戦国時代である三山時代(さんざんじだい)に、他の勢力を抑え沖縄本島を初めて統一した人物です。日本史で言えば、豊臣秀吉や徳川家康のような人物ですから、50パーセントの認知度はとても低いかなと思っています。しかし、現実は現実として受け入れ、多くの市民に知ってもらい、市民の誇りの一つの柱になってもらえたらと思っています。