「幸せの国」として知られているブータン王国へ平成28年10月〜11月に行ってきました。
目的は、ブータンの養鶏産業の調査です。養鶏農家の状況および鶏卵の市場を主に調べました。

首都ティンプーから仕事は始まりました。まずは異国に入ったということもあり、礼儀を示さなければなりません。本調査の受け入れ機関であるブータン王国農林省に表敬をしました。農林省大臣から、養鶏を担当している畜産局局長を訪れ、調査を目的と今後について説明をしました。

その後、南部に下りサルパン県およびチラン県の養鶏の現状を視察しました。ブータンにとって養鶏は畜産の中ではうまくいっている産業ですが、それぞれの農家によってその技術は千差万別です。ある農園ではアンモニアが目にしみるほどで、入るのも躊躇するほどでした。また、農家さんたちに集まってもらい、彼らが抱える課題について話を聞かせてもらいました。それぞれに課題を持っているようで、その課題解決に沖縄からの技術が活用される意義を感じました。

今回の調査から課題を分析し、今後新規事業が進められるかを検討をしていきます。