弊社は平成26年〜28年度、地域の歴史を次世代に引き継ぐための事業「南城市尚巴志の語り部育成事業」の企画〜運用をいたしました。

この事業の目標は「尚巴志(しょうはし)が市民に知られるようになり、次世代に語られる環境を作る」ことです。尚巴志は15世紀に生まれた、沖縄本島を初めて統一した王朝の始です。彼が治めた時代は「第一尚氏」と呼ばれ、60余年の短命の王朝だったため、その後に興た「第二尚氏」が琉球史の正史を管理し、琉球史においてあまり史実が伝えたれていません。また、太平洋戦争により史料も焼き失われ、事実を知る術が限られてしまったため、郷土の歴史を語り継ぐにも、語りにくい人物となってしまいました。

そこで限られた史料、彼のゆかりの史跡、そしてそこに住む人たちの想いを合わせて、新たに尚巴志の物語を作り、郷土の誇りを語り継いでいく事業を担当しました。

ご興味がおありの方は以下のリンクから当事業の資料をご覧いただけます。
尚巴志の語り部育成事業の記事

 

参考資料

第一尚氏について

尚巴志について

尚巴志活用マスタープランについて