2015年5月18日〜22日にかけて、ブータン王国農林省畜産局からお客さんTshewangさんが来ました。今回は沖縄南城市に位置する養鶏農家にブータンの養鶏について講義をしてもらうことと、もう一つは南城市の農家の養鶏技術がブータンで活用できるのか評価をしてもらうためのものです。 初めの2日間は、ブータンのこと、沖縄のことをお互いに知り合う時間でしたが、3日目からは協働のためのプランを考える、実践的なワークショップへと移行。ブータンの課題と沖縄の課題を解決しながら、その向こうの継続性までもベースとなるプランができました。 この訪問の最終日には、沖縄県とJICA沖縄にも伺い、2者間だけではできないことの支援について話されました。今後はベースの計画をもとに、ブータンと沖縄でやりとりしながら計画の精度を上げ、各ステークホルダーを納得させることができるようなものに仕上げていきます。 Tshewangさんのバイタリティと社会へのコミットメントはすごいものがありましたが、その分物事を進めるためにはとてもいい環境になるので、実現可能性はとても大きなものになると思います。今後もレポートしていきます。